6月18日,2025(R7)年度埼玉県公立高入試の募集人員が発表されました。
県内の国公私立中学校卒業予定者は前年度より281人の減,公立高校の募集人員は120人の減になりました。
各校の募集人員はこちらをご覧ください。
●令和7年度生徒募集人員一覧
https://www.pref.saitama.lg.jp/f2207/nyugakusya-senbatsu/boshujininichiran.html
生徒数と公立高募集人員
① 中学校卒業(予定)者数・・国公私立中学校,義務教育学校。※伊奈学園中学校含む
② 募集人員増減の内訳
● 募集人員増 1校 40人増
● 募集人員減 4校 160人減
募集人員増(1校40人増)
※倍率は志願確定倍率です。
草加西は今春,定員割れになり受検生全員が合格する緩やかな入試でした。来年の入試では志願者増が予想されますが,もともと1.1倍前後が標準的な倍率であるので大幅な倍率アップにはならないと考えられます。
募集人員減(4校160人減)
※倍率は志願確定倍率です。
鶴ヶ島清風はR5年度までの5学級募集に戻る形です。今春は志願者減と学級増で大幅に倍率ダウンしましたが,来年度は志願者増が予想される上に募集数も減りますから1倍を超える可能性があります。
越谷東(普)も本来の7学級募集に戻ります。今春は志願者が増加しましたが,学級増に吸収されて倍率は横ばいでした。来春は志願者が減ったとしても倍率が上がると見込まれます。
栗橋北彩は4学級募集となります。表にもありますが定員割れが続いており全員合格の入試になっています。しかし160人以上の志願者が集まれば1倍を超えることになるので来春の入試では注意が必要です。
川口市立(普)は今春,約180人の志願者減で倍率も4年ぶりに1.2倍台まで下がる緩やかな入試でした。上記の募集数には中学校からの入学生分が含まれるので,高校募集は240人程度と見込まれます。来春は志願者が戻ってくる可能性がある上に,募集減が影響してかなりの高倍率になる可能性があります。