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私立高校の併願優遇を解説!併願優遇基準(内申点基準)一覧あり

入試情報

2021.05.27

  • #私立高校受験

2021.05.27

公立高校を第一志望とする場合でも、もし不合格だった場合に備えて私立高校を受験する受験生は多いでしょう。併願優遇制度は、受験生である3年生はもちろんのこと、2年生も知っておきたい制度です。
ここでは、東京都の併願優遇制度の仕組みを紹介します。

東京都の併願優遇とは

東京都の私立高校が実施している「併願優遇」とは、第一志望である他校が不合格だった場合に、必ず入学することを条件にして入試得点に追加する制度のことです。

併願優遇を利用できる条件は3つ

併願優遇を利用するためには、以下の3つの条件を満たしている必要があります。

  • 志望する私立高校が設定する内申点の基準をクリアしている
  • 中学校の先生と私立高校の間で併願優遇の利用を事前に確認している
  • 一般入試を受験する

都立高校の併願が可能

私立高校の単願受験では、合格したら必ず入学することが条件です。しかし、併願優遇で私立高校を受験した場合、都立高校に合格すると、入学を辞退して都立高校に入学することができます。
ただし、都立高校は、併願優遇を利用した私立高校に進学することになります。

併願優遇でも不合格になることはある

併願優遇を利用すると合格できる確率はかなり高いです。しかし、100%合格できるとは言い切れません。
試験会場でひどい態度をとる、白紙で答案を提出するといった問題行為によって不合格になる可能性はあります。

併願優遇の基本的な流れ

併願優遇の利用は、夏休み~10月ごろにかけて、学校説明会・個別相談に行くところから始まります。その後、11月ごろに内申点が決まった段階で担任の先生に併願優遇を利用したいと伝えましょう。
12月中旬に中学校の先生が私立高校に出向いて入試相談を行い、併願優遇利用が確定となります。後はそのまま私立高校の一般入試を受験するだけでOKです。

併願優遇の内申点の基準

併願優遇が利用できるかどうかは、内申点が基準に達しているかどうかで判断します。
9教科(国数英理社+音美体技・家)・5教科(国数英理社)・3教科(国数英)の評定を足した数値が基準を満たしていれば、併願優遇を利用可能です。

例として、東京都の私立高校が発表している内申点基準(2020年)を一部紹介します。

地区高校名学科・コース名3教科5教科9教科特記事項
文京区京華進学1118全教科に1がない
特進1321全教科に1がない
S特進24全教科に1がない
駒込理系先進14全教科に2以下がない
国際教養14全教科に2以下がない
特Sコース152338全教科に2以下がない
Sコース132136全教科に2以下がない
杉並区佼成学園難関国公立コース13225教科に2以下が、全教科に1がない
文理コース12205教科に2以下が、全教科に1がない/基準もしくは、英語検定準2級以上(1次合格で可)または 数学検定準2級以上を持っている
北区順天理数選抜類型(S)1523全教科に2以下がない
英語選抜類型(E)2422全教科に2以下がない
特進選抜類型(T)1422全教科に2以下がない
足立区足立学園探究245教科に2以下が、全教科に1がない
文理225教科に2以下が、全教科に1がない
総合205教科に2以下が、全教科に1がない
墨田区安田学園S特コース24全教科が原則3以上である
特進コース21全教科が原則3以上である
進学コース19全教科が原則3以上である
小平市錦城特進142339全教科に2以下がない
進学2238全教科に2以下がない
白梅学園特別選抜コース・クラスI25全教科に1がない
特別選抜コース・クラスS142238全教科に1がない
特別選抜コース・クラスG122035全教科に1がない
選抜コース ・選抜121933全教科に1がない
進学コース・進学1731全教科に1がない
進学コース・保育・教育系1731全教科に1がない
東村山市明治学院東村山男子36
女子38
全教科に2以下がない
町田市桜美林国公立コース2544全教科に2以下がなく、英語が4以上である
特別進学コース2442全教科に2以下がなく、英語が4以上である
進学コース2239全教科に2以下がなく、英語が4以上である

基準の数値は年度によって変動しますが、ホームページなどでは記載していない学校もあります。
塾の先生・中学校の先生に聞いたり、私立高校の説明会に参加したりして確認するとよいでしょう。

東京都の併願優遇を利用する方法

東京都の併願優遇を利用するためには、2つの準備が必要です。

1. 併願優遇を利用する意思を中学校の先生に伝える

併願優遇は中学校の先生を通して利用する制度です。受験生は私立学校と相談できますが、最終的には中学校の先生が私立学校に伝えます。

手続きの準備があるので、11月末から12月頭にかけて「併願優遇を利用したい」と中学校の先生に伝えておきましょう。出願の条件を満たしていれば、先生側で手続きを行ってくれます。

2. 私立高校の学校説明会に参加する

併願優遇で受験する私立高校は「入学する可能性のある高校」です。学校説明会などで学校をきちんと見ておくようにしましょう。
なかには、学校説明会への参加が出願の条件になっている場合もあります。

併願優遇を検討している場合は、説明会の際に私立高校の先生に優遇を受けることが可能か相談するのもいいでしょう。その際に内申点などの自分の状況を伝えられると相談がスムーズです。

受験生にとって併願優遇を利用するメリットは大きい

併願優遇を利用し、当日の試験を真面目に受ければ、合格の可能性は高いでしょう。第二志望の高校に合格していることで、公立高校の受験に挑む気持ちも楽になるでしょう。受験勉強にも集中しやすくなるはずです。

また、併願優遇を利用した場合は公立高校の合否が出るまで入学手続きを待ってくれます。公立高校の合格と入学が決まれば、私立高校への入学金納入は必要ありません。

併願優遇を利用できる内申点を目指しましょう!

基準を満たしていれば合格の可能性が高くなる併願優遇は、受験生がぜひ利用したい制度です。
併願優遇を利用すれば、受験に挑む気持ちも楽になります。公立高校が第一志望の場合、受験勉強がポジティブに取り組めるようになるでしょう。

ただし、併願優遇を利用するためには、希望する私立高校が提示する内申点の基準を満たしている必要があります。高校のレベルが高ければ、求められる内申点の基準も高めです。

場合によっては、希望する私立高校の併願優遇が利用できない、というケースもあるでしょう。
最適な私立高校の併願優遇が利用できるように、日ごろからしっかり勉強に励むことが大切です。

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