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内申点とは?高校受験に向けて中学の内申点を上げる方法

成績・評価

2021.05.27

2021.05.27

内申点とは?高校受験に向けて中学の内申点を上げる方法

内申点は、高校入試当日の学力検査や試験、面接と同様に合否に影響します。当日どれだけ頑張っても、内申点が低くて不合格になる、という可能性もあります。
本記事では内申点の意味と内申点を上げる方法について、具体的なポイントを挙げて紹介します。

内申点とは

内申点は、通知表にある5段階で評価される数値のことです。中間テスト・期末テストの得点以外に日々の取り組み方や生活態度なども評価対象となります。
高校入試の際は、内申点を中心に3年間を総合評価した内申書(調査書)が中学校から志望校に提出されます。

内申点は9教科すべての数値を合計したものになります。つまり、9教科すべてが5であれば45点、9教科すべてが3であれば27点という評価になります。

内申点が受験に与える影響

内申点が公立高校受験に与える影響を、推薦入試と一般入試それぞれのケースに分けて解説します。

推薦入試の場合

学力試験を実施しない推薦入試の場合、内申書と面接、作文や小論文などで合格・不合格を判断します。
ほとんどの学校で、合否の判断材料として内申書が占める割合は、50%またはそれ以上となります。推薦入試における内申書は、とても大きな影響を与える要素といえるでしょう。

一般入試の場合

学力検査や面接を実施する一般入試の場合でも、内申点が合否に影響します。
たとえば、東京都のほとんどの公立高校では学力検査の得点と内申書を7:3の割合で評価して合否を判断しています。

内申点をアップさせるための3つのポイントとは

内申点をアップさせるための3つのポイントとは

内申点のアップは受験を控える3年生はもちろん、1年生・2年生も意識しておきたいところです。
ここでは、内申点をアップさせるためのポイントを3つ紹介します。

1. 積極的に授業に参加する

授業中の振る舞いや姿勢は内申書に影響します。違うことをしている、居眠りをする、忘れ物をするといった態度は授業に参加する気がないと判断されるので、絶対にしてはいけません。
自分では積極的に授業に参加しているつもりでも、先生から見ると参加していないと評価されることもあります。自分を客観的に見つめ直すことが大切です。

授業中は先生の話に集中してノートをしっかり取り、積極的に発言するようにします。ノートには板書だけでなく、先生の言葉も書き留めておくと、テストのポイントがわかりやすくなります。
先生の評価がよくなるだけでなく、成績アップにもつながって一石二鳥です。

2. 提出物を期限までに提出する

定期テスト前の問題集、ノート、プリント、課題などの提出物を期限までに提出しましょう。提出しないことが重なると、内申点に影響します。

ちょっとした提出物であっても必ず期限を守るよう心がけるようにしましょう。ただ提出するだけでなく、自分なりの工夫を加えるなどして意欲を見せることも評価アップのポイントとなります。
また、プリントの紛失は絶対にNGです。配布されたプリントはきちんと保管・管理してください。

3. 定期テストでよい点を取る

内申点に大きく影響する最大のポイントは定期テストでの点数です。どれだけ授業に対して積極的でも、提出物をきちんと提出していても、定期テストの点数で結果が出ていなければ高い評価にはなりません。

内申点5を目指すなら95点以上、4を目指すなら85点以上は取っておきたいところです。
定期テストの点数アップのために大切なのは日々の努力です。テスト前だけの勉強で点数を上げようとせず、コツコツ勉強を行ってテストに備えてください。

また、つい手を抜きがちな小テストで高得点を重ねていけば、先生の評価につなげることもできるでしょう。定期テストだけでなく、日頃から手を抜かずに頑張ることが大切です。

テストの点数と授業態度が内申点アップの鍵!

内申点は高校入試時の合否に大きく影響するため、できる限り内申点を上げておきたいところです。
内申点は生活態度や成績による評価点なので、定期テストだけいい点数を取っていればいいというわけではありません。日ごろからコツコツと勉強に取り組み、学校ではきちんと学ぶ姿勢をもちましょう。

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