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2025(R7)年度 埼玉県進路希望調査の結果発表!12月15日現在

入試情報

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2026.01.23

2026.01.23

埼玉県の公立高校受験の仕組みや選抜方法

1月8日,埼玉県教育委員会から2026(R8)年度入試に向けた,12月15日現在の第2回進路希望調査の結果が発表されました。

詳細は以下のページをご覧ください。
令和8年3月中学校等卒業予定者の進路希望状況調査(令和7年12月15日現在) – 埼玉県

全体の概要

昨年の10月に発表された第1回進路希望調査から何か変化があったのでしょうか,また今回の結果から2026(R8)年度の入試はどのような傾向が予想されるのでしょうか。
まず第1回からの違いを見ていきましょう。
進学希望率が97.4%から98.7%に上がったのは,「進学希望校未定者」が1,063人から282人に減ったためで,これは例年の動きです。
また,公立の希望率が下がり,私立,県外,定時制,通信制が上がりましたが,これは公立高から私立単願への変更など,より現実的な進学先を希望したことを示しています。

次に第2回進路希望調査の過去5年間の推移から特徴を挙げてみましょう。
一つ目は全日制希望率が0.3ポイントアップしたことが挙げられます。全日制希望率は下降傾向にありましたが,今回の調査ではその傾向に歯止めがかかり若干ですが上昇に転じました。その一方で上昇傾向にあった通信制の希望率が下降に転じ,定時制も若干ですが減少しました。
二つ目の特徴は公立高希望率が3.6ポイントの大幅減,県内私立高への希望率が2.7ポイントの大幅増となり,ともに最近の20年間でもっとも低い希望率を記録したことです。公立希望率が60%を切ったのは初めてで,私立高希望率が20%を超えたこともありません。さらに県外の高校への希望率も1.2ポイント上がりました。県外高校希望者の9割は私立高希望者なので,これらのことから公立離れ私立志向の希望状況が顕著に表れたということができます。これは2026年度より就学支援金の年収制限が廃止され,支援額も大幅に増額されることが強く影響していると考えられます。

学科別の希望率

次に公立高校の学科別希望率を見てみましょう。※<>は実際の入試の志願締め切り時の倍率です。

第1回の調査より普通科と家庭科,理数科,総合学科の倍率が下がって,農業科,工業科,商業科が上がり普通科や総合学科から職業系専門学科への移動がありました。これも第1回の調査時から志望校選択が進み,より自分に合った現実的な志望校を選んだ結果といえます。

今回の第2回の調査結果を過去のものと比較すると,全体の倍率は1.07倍で前年度同期より0.05ポイントの大幅ダウン,1.0倍台まで下がったのは最近の20年間で初めてです。ここまで低くなると実際の入試でも志願倍率はかなり下がると予想されます。

また普通科の倍率は1.14倍で前年度同期より0.07ポイントも下がり,やはりこの20年間の最低倍率を記録しました。専門学科全体の倍率も0.8倍台は初めてです。前年度と変わらなかったのは総合学科だけでした。これらのことから普通科をはじめ多くの学科で志願倍率が下がると見込まれます。

農業科は0.79倍で前年度同期より0.03ポイントダウン,外国語科も0.21ポイントの大幅ダウンとなり両学科ともこの20年間の最低倍率になりました。
工業科も0.03ポイント下がりましたが,低いながらも前々年度とほぼ同じ倍率を保っています。ただ希望者数が学校全体の募集人員を超えたのは川口工業川越工業の2校だけで,新設の注目校大宮科学技術をはじめ13校中11校は募集人員を下回っています。なお,大宮科学技術の情報に関する学科である情報サイエンスは1.25倍と1倍を超えました。
商業科はほぼ前年度同期並みの0.80倍。1倍を超えた学科は7から5学科に減少したものの,大きな変動はありませんでした。新設校八潮フロンティアのビジネス探求は83人の希望者で倍率は0.70倍と1倍に達することはできませんでした。しかし前年度同期の八潮南(商業と情報処理)の希望者数80人とくらべると同程度の人気を維持したといえます。
家庭科の希望者数は14人4.3%の微減ですが4年ぶりの定員割れになっています。1倍を超えた学科は前年度同期の5学科から2学科に減少しています。
理数科は0.29ポイントの大幅ダウンとなりました。この倍率はH20年12月の調査の1.14倍に次ぐ2番目に低い倍率です。熊谷西と松山で希望者が募集人員に足りなかったほか,7校中5校で前年度同期より希望者数が減りました。

上位校の状況

次に普通科各校の希望状況を見ていきましょう。最初に各地域を代表する高校の状況です。

県立浦和

県立浦和に異変が生じています。第1回目のとき希望者数395人,希望倍率1.10倍とかなり低くなり,今回は増加が期待されましたが20人増にとどまり1.1倍台から抜け出せませんでした。前年度同期より124人の大幅減です。これだけ低い希望倍率になったのは最近の10年間ではありません。入試の志願締切時の倍率は2022年度より1.41→1.67→1.46→1.55倍と上がったり下がったりする隔年現象があり,今春は倍率ダウンの年に当たっていました。そのため希望者減は予想できたもののここまで少ないのは異常事態と言わざるを得ません。ここのところ志願者数は希望者数より2~10%程度増える入試が続いているので,今後希望者は増えてくると考えられます。しかし10%増えたとしても志願倍率は1.28倍,15%増でも1.33倍にとどまるため,近年にない低い倍率になる可能性があります。

浦和第一女子

浦和第一女子も県立浦和同様で,第1回の調査時から13人増にとどまり,最近の10年間でもっとも低い希望倍率を記録しました。1.1倍台も初めてです。やはり入試の志願時には希望者数より多い志願者数になるため,今後増加する見込みですが近年でもっとも高い増加率である11%増でも1.24倍にとどまるため,こちらも浦和第一女子としては例年にない緩やかな入試になるかもしれません。

大宮

一方大宮は希望者が増えています。第1回目は前年度同期より115人増えて浦和や浦和第一女子からの移動を感じさせました。今回の第2回目の調査では第1回目より103人減りましたがそれでも600人を大幅に超えて最近の10年間でもっとも多い希望者数になっています。例年,志願者数は希望者数より10%前後減少するので,仮に近年で最も減少率が高かった2023年度の13%減を当てはめても志願倍率は1.71倍に上がり,この10年間の最高倍率になります。

春日部

春日部は前年度同期よりやや減ったものの,倍率は1.2倍台を維持しました。2023年度までの春日部は希望時の人数は少ないものの(希望倍率1.0倍前後),実際の志願時になると2割以上増えて高倍率になるという入試が続いていました。しかし2024,2025年度は希望時から1.2倍程度の希望者数となったため志願時の増加率は下降傾向にあります。今回もそれと似たような状況なので,10%増とすると志願倍率は1.34倍,15%増とすると1.40倍になるので,その間の志願倍率になるのではないでしょうか。

県立川越

県立川越の志願倍率には隔年現象があり2021年度より1.37→1.50→1.41→1.52倍と上がったり下がったりしていました。しかし,前年度の2025年度入試は倍率ダウンの年であったのにもかかわらず高倍率(1.54倍)を維持しました。今回は2年続いた高倍率の反動が現れたような形ですが希望者が500人を割り込んだのは最近の10年間では初めてです。例年実際の志願者数と希望者数との差はあまりないのでこのままで推移すると2021年度入試と同じ1.3倍程度まで下がる可能性があります。

川越女子

一方で川越女子は逆に希望者が増えました。前年度の志願倍率が最近の10年間でもっとも低い1.2倍台に落ち込んだことから,その反動が現れた形です。今回の希望者数も1回より増え前々年度と同じ倍率になりました。ここ数年は希望者数より志願者数の方が10~20人ほど増えることが多いので,10人増とすると1.29倍,20人増では1.32倍になることから1.3倍前後の倍率が予想されます。

熊谷・熊谷女子

熊谷熊谷女子は学級減での募集になりましたが,第1回,第2回ともに希望者数が募集人員を満たすことができませんでした。ただ両校とも入試になると志願者が増え1倍を超えることが多いので,今回もその可能性は高いと考えられます。熊谷は多い時で50人ほど増加するので,それを当てはめると1.17倍,前年度並みの30人とすると1.10倍になります。熊谷女子の場合は増加率が上がっており,前年度並みの16%増とすると1.14倍,前々年度の11%増とすると1.09倍になります。

越谷北

越谷北の第1回の希望者数は前年度同期(456人)とほとんど変わりませんでしたが,第2回になると希望者が減って前年度同期より37人減となり1.2倍台に下がりました。前年度の志願倍率が上がった(1.17→1.26倍)ためその反動が現れた形です。例年,志願者数は希望者数より5%程度減少するので,それを当てはめると志願倍率は1.15倍になり前年度(1.26倍)より緩和されます。

不動岡

不動岡の希望者は前年度同期より31人少ないものの,前々年度(465人)に戻った形です。志願倍率は1.33→1.38→1.36倍と安定していることから,今回も1.35倍前後の倍率になりそうです。

松山

松山は第1回調査より15人増えたものの,希望倍率は0.7倍台に落ち込みました。ここ数年,希望倍率は定員割れの状況でしたが,ここまで下がったのは最近の10年間ではありません。一方,志願倍率は上がったり下がったりする隔年現象があり,2022年度より1.01→0.96→1.01→0.90倍と推移しています。この流れからすると今春の入試は倍率アップの年に当たりますが,希望状況はその反対の動きになっています。入試では希望者数が多いと志願者数が減り,少ないと増えるという傾向があります。今回も今後志願者は増える見込みですが,前年度並みの15%増では0.83倍,20%増としても0.87倍と1倍に届かないので定員割れになる可能性は高いと予想されます。

も希望者は減っています。前年度同期より17%減,最近の10年間でもっとも少なくなりました。志願倍率に隔年現象があり,2022年度から1.47→1.35→1.51→1.36倍と推移,今年度は倍率アップの年でしたが逆の動きになっています。例年,志願者数は希望者数より減ることが常ですが,ここまで少ないと逆に増える可能性があります。仮に5%増えるとする1.35倍になり前年度並みの倍率になるので,1.2~1.3倍台で落ち着くのではないでしょうか。

市立浦和

市立浦和は3年連続560人台の希望者数で安定しています。例年,志願者は希望者数より2割前後減少するので,20%減とすると1.88倍になります。前年度と同じ17%減で計算すると1.95倍になるので,その間の倍率になると予想されます。

激戦になった学校の状況

次に上記の学校以外で2025(R7)年度入試で激戦になった学校の希望状況を見ていきましょう。

朝霞

朝霞は2022年度の増学級の時は志願倍率が1倍を切って定員割れになり,受検生全員が合格する緩やかな入試でした。しかし翌2023年度に元の8学級募集に戻り,以降希望者,志願者ともに2年連続で増加し,前年度の志願倍率は1.37倍の高倍率で受検生の4分の1が不合格になる厳しい入試になっています。その反動で今回の希望者数は減少したのですが,前年度同期より160人も減り,募集人員にも届かず,最近の10年間の最少値になりました。例年希望者数より志願者数の方が少なくなることが多いのですが,今年度は逆に増える可能性があります。仮にもっとも増加した2020年度の11%増を当てはめると1.08倍になり,募集人員を上回りますが,朝霞としては低い倍率です。

浦和西

浦和西は1回目より希望者が約130人減り,前年度同期より29人減になりましたがそれでも1.7倍台の高倍率を維持しています。例年,志願時になると希望者数より15%程度減少するので,15%減とすると1.45倍になることから,前年度並みの高倍率で厳しい入試が続きそうです。

大宮南

大宮南は前年度に志願倍率が1.36倍の高倍率になり朝霞同様受検生の4分の1が不合格になる厳しい入試になったことから,第1回目の調査から希望者数は前年同期(515人)より28人少なく,第2回目ではさらに減って1.2倍台まで下がりました。ここ数年は希望者数と志願者数の差はあまりないので,今回も希望倍率に近い志願倍率になる可能性があります。

川越南

川越南は高倍率が続く人気校です。2022年度からは志願倍率1.4倍台で安定しています。しかし,今年度の調査では第1回目から前年度同期(699人)より100人以上少なく,第2回目もさらに減って希望者数は500人を割りました。この希望者数は最近の10年間でもっとも少ない人数です。例年,志願者数は希望者数より1割程度減少しますが,人気校だけに今回は増加するかもしれません。しかし,前年度までの1.4倍台には届かないのではないでしょうか。

越ヶ谷

越ヶ谷も人気校で高倍率入試が続きますが,志願倍率は2024年度より1.52→1.44→1.34倍と2年連続で倍率ダウンしています。しかし今回は調査では前年度同期とそれほど変わっていないので前年度並みの志願倍率は維持しそうです。

越谷南

越谷南も1.4倍台の志願倍率が続いていますが,志願者数は2022年度より447→472→454→466人と小幅ですが増減を繰り返しています。今年度は志願者減の年に当たり,それを反映して前年度同期より62人少ない希望者数になりました。ここ数年は希望者数が多いと志願者の減少率が上がり,少ないと下がる傾向があるので,今回も少ない方の減少率(11%減)を当てはめると1.47倍になり,前年度と同じ志願倍率になります。

杉戸

杉戸は前年度に志願倍率1.4倍という近年の最高倍率を記録しました。このため今年度は志願者減が予想されましたが,第1回の希望調査では前年度同期(474人)とほとんど変わらない471人でした,第2回になると第1回より75人減って前年度同期より22人少ない396人になったものの,倍率は1.4倍台と高いままです。志願者数は希望者数より増えたり減ったりしますが,前年度の減少率7%を当てはめると1.32倍になるので,今春も厳しい入試が続きそうです。

南稜

南稜は2022年度より1.3倍台の志願倍率が続いている人気校です。進路希望調査でも第2回目の希望者数は2023年度からの3年間460~470人ほどで安定していました。しかし今回の調査では1回目から100人以上減少し前年度同期より52人少ない418人になりました。希望者数と志願者数の関係は,この2年ほど1割程度の減になっているので,これを当てはめると1.18倍になり6年ぶりの1.1倍台に落ち込むことになります。

鳩ケ谷

鳩ケ谷の希望者数は前年度同期より33人減って220人になりました。この人数は前々年度の第2回希望調査時の希望者数(228人)とほぼ同じです。この年の志願者数は希望者数より17%減の189人,志願倍率1.20倍でした。今回も同様の減少率とすると1.16倍に下がり,前年度並みの14%減とすると1.20になるので,前年度よりは緩和しそうです。

市立浦和南

市立浦和南は前年度の志願倍率が1.57倍と8年ぶりに1.5倍台に上がり,受検生の3分の1が不合格になる激戦でした。今年度はその反動で志願者減が予想されていましたが,今回の希望者数は前年度同期より10人少ないだけで希望倍率も1.8倍台を維持しました。志願者数は希望者数より少なくなるのが常で,前年度の減少率16%を当てはめると1.53倍になるので,今年度も厳しい入試が続きそうです。

市立大宮北

市立大宮北の2022年度からの志願倍率は1.10→1.09→1.40→1.50倍と大きく変動しています。今年度の希望者数は第1回目では522人と前年度同期(505人)より17人多くなりましたが,2回目になると87人減って435人と前年度同期より48人少なくなりました。前年度の志願者数は希望者数より13%減っているので,それを当てはめると1.35倍になるため前年度よりはやや緩和しそうです。

川口市立

川口市立も倍率の変動が激しく,2022年度からの志願倍率は1.87→1.95→1.24→1.71倍と大きく動いています。しかし,希望者数が増えれば志願者数も増え,志願時の減少率も25~30%と安定しているので,希望者数から志願者数をある程度予想することが可能です。今回の希望者数は前年度同期より63人減っているので,志願者数も前年度より少なくなることが予想できます。そこで最近の3年間の平均減少率28%を当てはめると1.69倍になります。

募集学校減の学校

募集学級が減少する学校の状況を見てみましょう。
普通科で学級減になる学校は次の10校です。熊谷と熊谷女子は地域の代表校のところで触れているのでそちらをご覧ください。

上尾橘

上尾橘の志願倍率は2022年度より0.75→0.60→0.63→0.39倍と下降傾向です。今年度は募集数を158人から118人に減らしましたが,希望者数は前年度同期と変わらず募集減の分倍率が上がっただけでした。例年,志願時になると希望者数より多くなるのが一般的で平均すると20%程度増えています。これを当てはめると0.53倍になるので,それ以上増加しても定員割れから抜け出すことは難しいでしょう。

大宮武蔵野

大宮武蔵野の志願倍率は2022年度より1.06→0.94→0.87→1.11倍と1倍前後で動いています。前年度は1倍を超えましたが,志願変更で20人ほど減り結果的には不合格者の少ない入試でした。今回の希望者数は前年度同期より35人少ないものの募集減によって希望倍率は同率でした。希望者数と志願者数の関係は,2023年度からの3年間は志願者数の方が多く,増加率は10→15→27%と上昇傾向にあります。今年度も増加すると見込まれますが,前年度と同じ割合とすると1.11倍,前々年度の割合では1.01倍になるので,1倍を超える可能性が高いと考えた方いいかもしれません。

桶川西

桶川西は定員割れ,全員合格の入試が続いています。今回の希望者数は前年度同期とほぼ変わらず,募集減の分,倍率が上がった形です。希望者数より志願者数が多くなるのが常ですが,増加率はその年により大きく変動します。過去3年間の増加率は2023年度は37%増(97→133人),2024年度は8%増(53→57人),2025年度は15%増(86→99人)で幅があります。しかし,もっとも増えた37%増としても1.01倍でかろうじて1倍を超える程度なので,今度の入試でも定員割れになる可能性は高いと考えられます。

川越西

川越西は2024,2025年度と不合格者の少ない緩やかな入試が続きました。今回の希望者数は前年度同期とあまり変わっていませんが,募集減によって倍率が1.1倍台に上がりました。希望者数と志願者数の関係は,この2年間は希望倍率が1倍未満であったせいか志願者は8~10%増加しました。しかしその前の2023年度は希望倍率が1倍を超え(1.15倍),志願者は5%ほど減少しています。今回の希望者数と希望倍率が増減のどちらになるか予想は難しいのですが,8%増とすると1.21倍,5%減とすると1.06倍になるので,1.1倍前後の倍率になるのではないでしょうか。

北本

北本は2021年度入試から定員割れ全入の入試が続きます。今回の希望者数は前年度同期より7人増でしたが,倍率は学級減により0.7倍台に上がりました。例年,志願者数は希望者数より増えているので,今春も増加が見込まれますが,2021年度からの最高増加率20%を当てはめても0.92倍で定員割れになります。

草加西

草加西は前年度の増学級を元の6学級募集に戻した形です。それに合わせるように希望者数も前年度同期より54人減少しましたが,希望倍率は動きませんでした。ここのところ,希望者数と志願者数の関係はさまざまで,2023年度は7%減(296→274人),2024年度は9%増(208→227人),2025年度は変わりませんでした(318→317人)。今回の希望者数にもっとも近い2022年度(275人)の時の減少率9%を当てはめると1.01倍になりますが,それよりもやや高い1.05~1.10倍になるのではないでしょうか。

蓮田松韻

蓮田松韻の志願倍率は2023年度より0.63→0.73→0.78倍と1倍には足りないものの上昇傾向にあります。希望者数は前年度同期より7人減ですが,学級減によって希望倍率は0.76倍に上がっています。例年,志願者数は希望者数より22~35%程度増加します。22%増とすると0.92倍,35%増で計算すると1.03倍になり1倍を超えます。

ふじみ野

ふじみ野は2024,2025年度と続いた4学級募集から3学級募集に戻りました。第2回目の希望者数は前年度同期よりあまり変わりませでしたが,希望倍率は学級減により1倍を超えました。志願時になると,3学級募集の時は希望者数より少なくなることが多いので,定員割れになる可能性があります。

新校の状況

最後に2026(R8)年度に新校として開校する学校を取り上げてみましょう。

岩槻(普)

岩槻(普)は第1回目からは45人減ったものの,旧岩槻の前年度同期より31人増えており,新校に対する期待の高さを示しました。一方で,前年度の志願倍率が下がった(1.18→1.05倍)ことから,今年度はその反動が現れたともいえるでしょう。ここ数年,志願者数は希望者数より1~5%程度減少しています。仮に5%減とすると1.15倍になるので,前年度の旧岩槻よりは高い倍率になりそうです。

越生翔桜(普)

越生翔桜(普)は越生時代の前年度と希望者数はあまり変わりませんでした。さらに募集増になったことから希望倍率が下がり0.5倍台まで落ち込みました。今後志願者が増加したとしても1倍を超えるのは難しいのではないでしょうか。

秩父(普)

秩父(普)は旧秩父の希望者数より44人減っていますが,学級減によって希望倍率はあまり変わりませんでした。地理的に高倍率になりにくく,加えて秩父市の生徒数がやや減っていることも希望者数に影響したのかもしれません。旧秩父の時代は志願者数は希望者数より数%増加しています。そこで近年でもっとも高い増加率7%として計算しても0.91倍で1倍にはとどきません。

八潮フロンティア(普)

八潮フロンティア(普)の希望者は八潮南のときより29人増えました。募集増になったため希望倍率は下がりましたが1倍は超えています。八潮南のときは志願者数は希望者数より20%以上減ることが多くありましたが,新校では当てはまらないかもしれません。このまま1倍前後の志願倍率でおさまるのではないでしょうか。

和光国際(普)

和光国際(普)は旧和光国際の前年度同期の希望者数より24人増となり希望倍率も0.1ポイントアップしました。新校に対する期待もあるかと思いますが,前年度の志願倍率が1.20倍と低めの倍率であったことから,その反動と捉えることもできます。旧和光国際のとき志願者数は,希望者数より4~10%ほど減少していたので,4%減とすると1.34倍,10%減では1.26倍になります。

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