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【最新情報】2026(R8)年度 都立高入試を振り返って【推薦入試・一般入試】

入試情報

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2026.04.10

  • #私立高校受験

2026.04.10

東京都立高校受験の仕組みや選抜方法

都立高入試の振り返り

今春の都立高入試はどのような入試であったのか振り返ってみましょう。

全体概況

  • 私立志向の高まりにより、推薦入試・一般入試とも前年度に記録した過去最低倍率をさらに更新しました。
  • 普通科だけでなく、専門学科の倍率も下がり、私立志向の影響が都立高全体に及びました。
  • 倍率の急激な低下により、前年度の2025(R7)年度から入試状況が一変しています。
  • 第二次募集の募集人員は2,791人で近年で最多。一方最終応募倍率は0.24倍で近年でもっとも低い倍率になり、第二次募集の需要が失われつつあります。

生徒数と募集人員

  • 2026年3月の卒業予定数は77,572人で前年度(77,809人)より237人減(就学計画による)。
  • 都立高の募集人員は、推薦入試が9,376人(前年度9,407人)、海外帰国生徒募集含む一般入試が30,439人(同30,078人)でした。一般入試の募集人員が前年度より361人多いのは、全日制の分割募集が廃止され、実施校の後期募集分が上乗せされたからです。

募集学級の増減など

  • 学級増になったのは、三田(7→8学級)と石神井(7→8学級)の2校。
  • 学級減は竹早(7→6学級)、広尾(6→5学級)、深沢(5→4学級)、総合工科「電気・情報デザイン」(2→1学級)の4校。深沢は学校の改編があり単位制へ移行しています。
  • このほか、田柄が在京外国人の募集数を20人から25人に増やしました。

推薦入試

応募状況

全日制の推薦募集人員9,376人に応募者は20,487人、応募倍率は2.19倍で前年度(2.28倍)より0.09ポイント下がり、前年度に記録した過去最低倍率を更新しました。

学科別応募倍率

今年度は普通科のみ倍率が低下した前年度とは異なり、専門学科も多くの学科で倍率ダウンし、私立志向の影響が都立高全体に及びました。

[主な学科の応募倍率]

定員割れ校

定員割れになったのは23校29学科で前年度(16校22学科)を大幅に超えました。普通科は6校から7校に1校増えただけでしたが、専門学科のうち定員割れが多い工業科(9校15学科→11校17学科)以外の商業科、農業科、福祉科、産業科で定員を満たすことができず学校数・学科数が増えました。

倍率ごとの集計

普通科高校を倍率ごとに集計すると、3倍以上の高倍率校は年々少なくなり、2倍台以下が増えています。都立推薦入試は高倍率が当たり前という状況が変わりつつあるようです。

文化・スポーツ等特別推薦

このように推薦入試全体で応募減になったものの、そのうち文化・スポーツ等特別推薦を取り出してみると、その募集人員910人に1,805人が応募。倍率は前年度より0.07ポイント上がり1.98倍になりました。私立志向が高まる中でもこの特別推薦は例年の応募状況を維持しました。

合格者の状況

受検者数は20,428人、合格者は9,150人で、倍率は下がり続けているといっても半数以上の受検生が不合格になる厳しい状況は変わりませんでした。

一般入試

応募状況

一般入試の募集人員(海外帰国生徒枠含む)30,439人に対し志願変更後の最終応募者数は38,148人、応募倍率は1.25倍で前年度(1.29倍)より0.04ポイントダウン。前年度に記録した過去最低倍率を更新しました。

学科別応募状況

普通科は0.03ポイントダウンし1.33倍。島しょの学校やコース制、単位制普通科、海外帰国生徒募集含む普通科全体でも0.03ポイント下がり1.31倍になりました。しかし、応募者数は前年度より227人0.7%減とあまり変わっていません。倍率が0.03ポイント下がったのは、全日制の分割募集を廃止したため募集人員が前年度より305人1.3%増えたからです。

専門学科は商業科、工業科、農業科など多くの学科で倍率ダウンしました。専門学科全体の応募者数は前年度より291人6.5%減り、倍率も0.08ポイントの大幅ダウンと1倍に達しませんでした。推薦入試同様、今年度は私立志向が専門学科にも及んだと考えられます。

[主な学科の応募倍率]

受検状況と棄権率

2月21日の受検者数は35,310人。受検を棄権した人は2,720人。最終応募者数(海外帰国生徒募集除く38,030人)に対する割合は7.2%でした。棄権率は次のグラフにあるように徐々に上がってきています。

受検倍率ごとの集計

普通科高校を倍率ごとに集計すると次のグラフのようになり、1.6倍以上の学校が年々減少している一方で1.0倍台以下の学校が前年度急増。今年度も多いままになっています。2025年度以降、都立高入試の受検状況が一変したことがわかります。

合格者と不合格者数

受検倍率は1.16倍(前年度1.20倍)、合格者数は27,934人、実質倍率(受検者÷合格者)は1.26倍(前年度1.27倍)でした。受検倍率より実質倍率が高くなったのは、定員割れが多く合格者を出すことができなかったからです。

不合格者数は7,376人で前年度(7,689人)より約300人減りました。不合格者の数をみても前年度からそれ以前と比べてまったく異なる入試状況になっています。

第二次募集

募集人員

第二次募集は延べ73校2,791人の募集人員で実施しました。前年度は延べ84校2,537人の募集数だったので、実施校が減り募集数が増えたことになります。実施校が減ったのは全日制の分割募集が廃止されたからです。また、1校当たりの欠員数が増えたことから募集数が254人増えました。

応募状況

この募集人員に志願変更後の最終応募者数は667人、最終応募倍率は0.24倍でした。倍率は0.3~0.5倍台の低めの倍率が続いていましたが、ここまで下がったのは近年ではありません。

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