
2027(R9)年度から埼玉県の公立高入試制度が大きく変わります。
入試日程と合わせて,新入試制度の概要をみてみましょう。
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 出願期間(インターネット出願) | 1月26日(火)~2月9日(火) |
| 志願先変更期間 | 2月17日(水)・18日(木) |
| 学力検査 | 2月25日(木) |
| 面接(すべての学校) | 2月26日(金) |
| 特色検査(一部の学校) | 3月1日(月)※2月26日に実施する場合あり |
| 追検査 | 3月2日(火) |
| 合格発表 | 3月5日(金) |
新しい入試制度のポイントは以下の通りです。
- 調査書のレイアウトが変更されます
- 受検生は,自己評価資料を作成します
- 面接をすべての受検生に実施します
- 選抜に共通選抜と特色選抜を設けます
調査書のレイアウト変更
現行の記載項目から「特別活動等の記録」「出欠の記録」「その他」の欄が削除され,「各教科の学習の記録」と「総合的な学習の時間の記録」のみになります。
自己評価資料について
自己評価資料には,部活動や委員会活動,資格取得など学校内外での活動やその意欲などを,自分の言葉で記入します。
この資料は面接のときの参考となります。
自己評価資料には2つの欄があり,1つは「これまでの自分の体験を振り返り,力を注いだことや努力したこと,高等学校入学後や将来取り組んでみたいこと,自己PRなどについて,自分の考えを書いてください」というもので,これは各校共通の項目です。
2つめが「学校独自項目」の欄で志望校によって記載内容が変わります。たとえば上尾高校であれば「校訓にある「文武不岐」を踏まえ,これまでの活動の中で他者に誇れることを具体的に書いてください。また,そこに至るまでの過程も書いてください」というものです。
面接について
面接は受検生全員が受けます。面接形態は個人面接か集団面接で,どちらにするかは各校が選びます。
受検生は「自己評価資料」にあるように「これまでの自分の体験を振り返り,力を注いだことや努力したこと,高等学校入学後や将来取り組んでみたいこと,自己PRなどについて」自分の言葉で表現します。
面接の評価は「共通の評価の観点」と「評価規準」に基づきます。学校独自の評価の観点と評価規準を設けるところもあります。
共通の評価の観点と評価規準は次の通りです。
主体的・協働的な学びの力・・これまでの自身の活動を振り返りながら持続可能な社会の創り手となるために主体的・協働的に学び続ける意欲を持っているか。
自らの人生や社会の未来を切り拓く力・・自分のよさや可能性を認識し,あらゆる他者を価値のある存在として尊重しながら自らの人生や社会の未来を切り拓こうとしているか。
学校独自の評価の観点と評価規準は,上記の上尾高校の場合は次のように決められています。
文武不岐の精神を理解し,実践する力・・文武不岐の理念を理解し,本校への入学後にそれを実践しようという意欲を持っているか。
選抜について
選抜方法には「共通選抜」と「特色選抜」があります。
共通選抜
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 学力検査 | 国数社理英の5教科で500点満点 |
| 調査書 | 1年:2年:3年の比率を①~③から選択 ①1:1:1(135点満点),②1:1:2(180点満点),③1:1:3(225点満点) これを200点or300点or400点のいずれかに換算 |
| 面接 | 30点or60点に換算 |
特色選抜
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 学力検査 | 国数社理英の5教科で500点満点を基本点とし,3教科まで150点or200点の傾斜配点が可能 |
| 調査書 | 1年:2年:3年の比率と得点は各校が定める |
| 面接 | 得点は各校が定める |
| 特色検査 | 実技検査or作文(小論文)を実施することができる。実施する場合は,学力検査・調査書・面接に加えて資料とする。 |
各校は「共通選抜と特色選抜の両方を実施」「共通選抜のみ実施」「特色選抜のみ実施」の3パターンから選びます。
「共通選抜と特色選抜の両方を実施」する場合の選抜の手順と選抜方法は次の通りになります。
選抜手順
最初に特色選抜で合格者を決めた後,共通選抜による合格者を決定します。
選抜方法
特色選抜の合格者数は募集人員の20~80%とし,残りの人数を共通選抜で合格者を決定します。
「共通選抜のみ実施」「特色選抜のみ実施」する場合の選抜の手順と選抜方法は次の通りになります。
選抜手順
選抜は第1次選抜,第2次選抜を設け2段階で行われます。第1次選抜と第2次選抜では得点の扱いに差を設けることになっています。
選抜方法
募集人員の60~80%を第1次選抜で,残りを第2次選抜で合格者を決定します。
2027(R9)年度入試からの学力検査問題にマークシート方式が導入されます。数学と英語で実施している学校選択問題と追検査の問題も同様です。
以下に要点を記しましたので参考にしてください。
- 出題形式はマークシート方式の問題が9割程度,記述式の問題が1割程度になります。
- 試験時間は1教科50分でこれまでと変わりません。
- 国語の作文は出題されません
- 英語のリスニングは実施する予定となっています
マークシート方式の注意点を挙げておきます。
- マークは濃くていねいに塗りつぶす
- マークを消すときは,消し残しがないようにきれいに消す
- 解答用紙の余白には何も書かない
- 数学では数字を塗りつぶす問題がでる。10個のマークがあるので塗りつぶす場所を間違えないように注意
- ひとつひとつマークするのに時間がかかるので時間配分に注意する
2027(R9)年度の学校選択問題実施校が公表されました。
新たに市立浦和南が加わり実施校は23校になりました。
県立浦和,浦和第一女子,浦和西,大宮,春日部,川口北,県立川越,川越女子,川越南,熊谷,熊谷女子,熊谷西,越ケ谷,越谷北,所沢,所沢北,不動岡,和光国際,蕨,市立浦和,市立浦和南,市立大宮北,川口市立