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神奈川県公立高校 2027年度入試の募集案内まとめ|選考比率・自己表現検査・面接実施校

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2026.07.10

2026.07.10

神奈川県の公立高校受験の仕組みや選抜方法

7月1日に県教委より令和9年度神奈川県公立高等学校入学者選抜の「募集案内」と「実施要領」が公表されました。

選考基準の変更点については 2027(令和9)年度 神奈川県公立高校 選考基準の変更点まとめ【相模原・統廃合校ほか】 | 志望校選びのヒントをお届け!【高校受験エクスプレス】 でまとめているのでご参考ください。

ここでは,現時点で判明したことや選抜方法についての要点をまとめました。

募集案内と実施要領はこちらのページよりご確認いただけます。
令和9年度神奈川県公立高等学校入学者選抜の「募集案内」及び「実施要領」について – 神奈川県ホームページ

1. 統合校の学校名(予定)

2027(R9)年度に開校する統合校の学校名が明らかになってきました。県からの正式発表はまだありませんが,以下の学校名になるようです。7月上旬に正式決定するようなので,この記事が出るころには発表されているかもしれません。

統合前の学校 統合後の学校名
旭と横浜旭陵の統合校 横浜旭
横浜桜陽と永谷の統合校 戸塚南
藤沢清流と深沢の統合校 藤沢東

2. 比率のまとめ

(1)普通科と単制普通科

神奈川県公立高校 普通科・単位制普通科の第1次選考における調査書と学力検査の比率の割合

第1次選考の調査書と学力検査の比率でもっとも多いのが5:5で全体の46%を占めています。次いで多いのが4:6で,3:7と合わせると36%になり,4割弱が学力を重視して選考することになります。一方,調査書重視は6:4と7:3を合わせると18%で2割に満たず少数派です。普通科高校を受検する際には,日々の学習にしっかり取り組み内申を確保したうえで得点力を伸ばすことが重要です。

(2)学力向上進学重点校とエントリー校

学力向上進学重点校(8校)とエントリー校(10校)では,相模原が5:5:1から4:6:1に変更したため,調査書と学力検査を同等に扱って選抜を行う学校は横浜平沼1校だけになりました。横浜翠嵐は1,300点満点のうち8割近い(77%)1,000点が学力検査と自己表現検査です。試験当日の検査がもっとも重要です。

以下,3:7:2,3:7:1と徐々に調査書の割合が上がってきて,採用校数も増えてきます。もっとも多いのが4:6:1で18校中8校です。次いで多いのが4:6:2で合わせて13校が調査書と学力検査を4:6としています。学力を重視するものの一定程度の調査書点も必要であるということでしょう。

3:7:3 3:7:2 3:7:1 4:6:2 4:6:1 5:5:1
横浜翠嵐 柏陽 横須賀
平塚江南
横浜緑ケ丘
多摩
湘南
厚木
小田原
川和
希望ケ丘
光陵
鎌倉
茅ケ崎北陵
大和
相模原
横浜国際
横浜平沼

(3)専門学科と単位制専門学科

神奈川県公立高校 専門学科・単位制専門学科の第1次選考における調査書と学力検査の比率の割合

専門学科と単位制専門学科でも普通科と同様もっとも多いのが5:5です。しかし次いで多いのが6:4の調査書重視の学校で,この点に普通科との違いがあります。7:3は上矢部「美術」の1校,3:7は市立横浜サイエンスフロンティアの1校だけです。

専門学科高校では何よりも調査書点をどれだけ上げるかが重要です。授業に集中し,宿題・提出物を忘れないようにし,定期テストには全力を尽くしましょう。

3. 自己表現検査実施校(全日制)

上記の学力向上進学重点校とエントリー校以外で自己表現検査を実施する学校は以下の通りです。

検査内容はスピーチが多く提示されたテーマに沿って数分間で自分の考えを話します。

一方,青葉総合は50分の記述,神奈川総合は7人のグループ討論,市立横浜サイエンスフロンティアは教科横断的な課題に対する記述を60分で行います。

釜利谷「普」,横須賀南「普」,小田原北「普」,大和東「普」,青葉総合「総合学科」,津久井「普」「福祉」,市立川崎総合科学「総合電気」「建築工学」,海洋科学「船舶運航」「水産食品」「無線技術」「生物環境」,神奈川総合「国際文化」「舞台芸術」,市立横浜サイエンスフロンティア「理数」

4. 面接実施校(全日制)

面接は個人面接で時間は10分程度です(市立横浜商業「国際学」などは10~15分程度としています)。「入学を希望する理由」「中学校での学習・活動に対する意欲」「高校での学習に対する意欲」「面接の態度」を多くの学校で評価の観点に挙げています。ほかに「学校の特色」や「将来の展望」を加えている学校もあります。

釜利谷「普」,横須賀南「普」,小田原北「普」,大和東「普」,青葉総合「総合学科」,舞岡「普」,愛川「普」,市立橘「普」「国際」,中央農業「園芸科学」「畜産科学」「農業総合」,商工「総合ビジネス」「総合技術」,藤沢工科「総合技術」,市立川崎「生活科学」「福祉」,厚木北「スポーツ科学」,市立横浜商業「国際学」,戸塚南*「普」,吉田島「都市農業」「食品加工」「環境緑地」「生活科学」

*戸塚南は横浜桜陽と永谷の統合校で,校名は予定です。

まとめ|神奈川県公立高校 令和9年度入試の募集案内ポイント

令和9年度神奈川県公立高等学校入学者選抜では,旭と横浜旭陵が「横浜旭」に,横浜桜陽と永谷が「戸塚南」(校名は予定)に,藤沢清流と深沢が「藤沢東」に統合される予定です。

調査書と学力検査の比率は,普通科・単位制普通科,専門学科・単位制専門学科ともに5:5がもっとも多く,普通科では学力重視(4:6・3:7)が4割弱を占める一方,専門学科では調査書重視(6:4)の学校が多い点が特徴です。学力向上進学重点校とエントリー校では,相模原の変更により調査書と学力検査が同等の学校は横浜平沼のみとなり,もっとも多い比率は4:6:1です。

このほか,自己表現検査や面接を実施する学校もあり,学校ごとに検査内容や時間が異なります。志望校選びの際は,本記事と合わせて県公表の募集案内・実施要領も必ずご確認ください。

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