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2026年度 都内私立高入試の概況|桜丘・関東第一など進学校21校の応募者動向

入試情報

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2026.09.29

2026.09.29

東京都立高校受験の仕組みや選抜方法

引き続き進学校の状況を見ていきましょう。

桜丘・安田学園など進学校10校の推薦・一般応募者数(2022〜2026年度)

以下の10校の推薦応募者は3,173人で前年度より約450人増,この5年間で初めて3,000人を超えました。安田学園1校で480人増えたことや,併願推薦も含んでいるので,一概に私立志向で第一志望者が増加したとはいえませんが,推薦入試に受験生が集まっていることは確かなようです。一方で一般入試の応募者数は2022年度より7,572→6,838→7,090→6,592→7,069人と増減を繰り返しており,こちらは例年の動きとなりました。

学校名 推薦応募 一般応募
2022 2023 2024 2025 2026 2022 2023 2024 2025 2026
桜丘(推薦は単+併Ⅰ) 590 229 371 445 439 861 136 269 271 436
安田学園(推薦はAB計) 713 805 899 766 1,244 730 580 535 307 441
郁文館(推薦は単併計) 85 110 57 73 73 240 385 256 364 323
明法(推薦はAB計) 134 159 116 138 108 347 355 402 265 261
東京(推薦はⅠ+Ⅱ) 211 260 206 270 291 619 541 583 503 549
八王子実践 116 120 156 227 175 1,504 1,811 1,939 1,889 1,934
実践学園 151 162 138 155 137 473 465 400 367 430
杉並学院 110 113 126 195 182 988 987 1,018 1,064 881
豊島学院(推薦は単併計) 198 137 92 150 185 1,010 830 762 758 779
大成 215 185 209 307 339 800 748 926 804 1,035

桜丘

桜丘の推薦・併願Ⅰ・併願Ⅱの応募者数の推移(2022〜2026年度)

桜丘は毎年のように募集要項を変更しており,変化の激しい学校です。

2022年度の応募者が多いのは基準を緩和したからですが,翌2023年度は基準アップのほかGCコースの併願優遇制度を廃止し激減しました。2026年度はコース改編があり,SAGCの4コースからSAIの3コース制になったほか,出願基準は5科のみから3科の選択肢が加わりました。その結果,併願ⅠとⅡの応募者が増加したものの推薦は減りました。これはCコースがなくなったためで,他コースの応募者数は前年度並みを維持しています。人気校だけに利用しやすくなると多くの受験生が集まようです。

2027年度はその3科の選択肢を廃止し,入試形態を「内申重視」と「試験重視」に分けます。「試験重視」は内申による加点制度です。さらに併願では加点がなくなるので,今度はハードルが上がります。

安田学園

安田学園のA推薦の応募者数の推移(2022〜2026年度)
安田学園のS特・特進・進学コース別のB推薦・一般入試の応募者数(2022〜2026年度)

安田学園も頻繁に募集要項を変更します。またそれに合わせて学力レベルも上がってきています。

2024年度,2025年度と推薦応募者が減少していたのは,進学コースの募集停止(2024年度)と特進の基準を上げた(2025年度)からです。しかし今年度は増加に転じました。これは基準を据え置いたほか,特進の併願優遇を復活させたことが推薦入試にも波及したと思われます(特進のA推薦応募者47→73人)。

しかし,この学校のメインはS特の応募者で,特にB推薦に集中しています。おもに千葉県からの生徒で,就学支援金の拡充により都県の支援金の差がなくなったことで一気に流れ込んできたのかもしれません。

2027年度は特進のB推薦・併願優遇をまた廃止します。これにより応募状況がまた変わってくると予想されます。

年度 S特 特進 進学
B推応募 一般応募 B推応募 一般応募 B推応募 一般応募
2022 243 115 335 483 ― 132
2023 343 146 323 434 ― 非公表
2024 609 190 180 345 ― ―
2025 680 208 ― 99 ― ―
2026 934 240 183 201 ― ―

郁文館

郁文館の推薦・一般(併願優遇)・一般(フリー)の応募者数とフリーの実質倍率の推移(2022〜2026年度)

郁文館は推薦(単併)と一般(併)の応募者は前年度並みで大きな変化はありませんでした。しかし,フリーの一般入試は42人24%の大幅減になっています。これは実質倍率が上昇傾向で,前年度は2倍を超えたことが原因と思われます。しかし,応募者は減ったものの合格者が減ったため倍率はさらに上がりついに3倍台に上がりました。フリー受験者にとってはかなり厳しい入試状況になっています。

2027年度は募集人員が130人から100人に減るほか,一般入試日が2/10と2/11の2日間から2/10のみになります。また進学の併願優遇ななくなるので影響は大きくなりそうです。

年度 2022 2023 2024 2025 2026
推薦応募(単併) 85 110 57 73 73
一般(併願)応募 158 279 149 187 188
一般応募 82 106 107 177 135

明法

明法の推薦・一般入試の応募者数の推移(2022〜2026年度)
明法の一般入試の特進・総進コース別応募者数と実質倍率の推移(2022〜2026年度)

明法の推薦応募者減は総合進学のA推薦が減ったからです。英明フロンティアや昭和第一学園の推薦応募者が増えているので影響を受けたのかもしれません。一般入試も前年度同様,少ない応募数のままでした。

一般入試の特進は総合判定,併願Ⅱと第一志望優遇は加点優遇なので不合格者がでます。併願Ⅰを含む応募状況をみると,特進の実質倍率は2倍台,総進は1.1倍台とこちらも前年度とほとんど変わりませんでした。

2027年度も募集要項に大きな変更はないようです。

東京

東京の推薦Ⅰ・推薦Ⅱの応募者数の推移(2022〜2026年度)
東京の一般入試①②③の応募者数と実質倍率の推移(2022〜2026年度)

東京は推薦Ⅰの応募者が増加し,最近の5年間でもっとも多い人数になりました。欠席日数の条件が各学年から3学年計に変わったことが影響したのでしょうか。推薦Ⅱは前年度と同じ応募数で不合格者数も前年度と同じ10人でした。

一般入試は①が減で②と③が増えました。併願優遇は①2/10のみのため,公立併願者が推薦に移動したような形です。また②と③の増加は私立併願者の増加をうかがわせています。②の合格者は33人から50人に増えたため実質倍率はほぼ前年度並み,③は15人(前年度16人)で,受験者が増加した分実質倍率も上がり2倍を超えました。

2027年度は併願基準から検定準2級の場合の基準がなくなるほか,加点制度も縮小されるのでハードルが上がり,応募者も減少が見込まれます。

年度 2022 2023 2024 2025 2026
一般①応募 538 453 472 409 391
一般②応募 61 63 81 70 104
一般③応募 20 25 30 24 54

八王子実践

八王子実践の推薦・一般入試の応募者数の推移(2022〜2026年度)

八王子実践は前年度に急増した推薦応募者が減少しました。とはいえ,この5年間では多い方の人数で高い人気は維持したとえいるでしょう。減少したのは選抜コースが中心で,昭和第一学園や大成などに流れたのかもしれません。一方で一般入試は各コースで2割前後の応募増になりました。入学生は地元八王子市からの生徒や日野市の生徒が増加しています。また神奈川県からも微増で,就学支援金によって都外からの流入も増えたようです。

実践学園

実践学園の推薦・一般入試の応募者数の推移(2022〜2026年度)
実践学園の一般入試2/10・2/11の応募者数の推移(2022〜2026年度)

実践学園は前年度の動きとは逆に推薦が減って一般が増えました。

推薦応募者数は増えたり減ったりしており,その動きに合わせる形になっています。一般入試は①2/10の応募者が52人29%と大幅に増えました。前年度は②2/11の応募者が①より多かったのが,再逆転しています。東亜学園の応募者が減っていることから,こちらに流れたのかもしれません。

2027年度は東大難関プレミアコースが新設されます。推薦も併願優遇もなく(出願条件で内申基準あり。3科12or5科20),試験当日の成績で合否が決まります。全体の募集人員は変わらないので,他コースに影響がでてきそうです。

杉並学院

杉並学院の推薦・一般入試の応募者数の推移(2022〜2026年度)
杉並学院の一般フリーの特進・総進コース別応募者数と実質倍率の推移(2022〜2026年度)

杉並学院は前年度に大幅に増加した推薦応募者がやや減少しましたが,それでも推薦募集人員(120人)を大幅に上回る多くの人数を確保しています。一般入試も特進,総進とも減少しましたが,併願優遇が1割程度の減に対し,フリー受験者が総進で3割減,特進では半減しました。これは前年度の総進の実質倍率が3倍台にまで上がったことが影響したと考えられます。

2027年度は募集要項に大きな変更はありません。

年度 2022 2023 2024 2025 2026
特進フリー 27 41 29 32 16
総進フリー 75 90 84 108 74

豊島学院

豊島学院の推薦+1月併願・一般入試の応募者数の推移(2022〜2026年度)
豊島学院の単願推薦・1月併願の応募者数の推移(2022〜2026年度)

豊島学院は推薦入試の応募者が増加しています。特に単願推薦は156人と2022年度と同じ多くの人数を集めました。減少傾向にあった1月併願も増加に転じています。就学支援金の拡充によって私立第一志望が増加したほか,埼玉県からの流入も増えたようです。

また,推薦入試でも一般入試でも増加したのはスーパー特進と特進の応募者です。ハイレベルのコースへの期待が高まってきているのかもしれません。

2027年度は募集要項に大きな変更はありません。

大成

大成の推薦・一般入試の応募者数の推移(2022〜2026年度)
大成の一般入試2/10・2/12の応募者数の推移(2022〜2026年度)

大成は人気が上昇中です。一般入試の応募者は増えたり減ったりしながら徐々に増加しており,今年度は1,000人を超えました。推薦入試は増加傾向が続いており,推薦の募集人員(120人)を大幅に上回っています。一般入試は①2/10の応募者が圧倒的に多いのですが,増加率は②2/12が高く(①の+25%に対して②は+43%),私立併願者も増加しているようです。

2027年度は情報進学コースが募集停止になるほか,文理進学の推薦基準が上がるなどの変更があります。

錦城学園・関東第一など進学校11校の推薦・一般応募者数(2022〜2026年度)

以下の11校の推薦応募者数は3,293人で前年度より約400人増えました。この5年間の推移は1,969→2,458→2,268→2,894→3,293人と,減少した年もありましたが,全体的には増加傾向になっており,私立志向の高まりを感じさせます。一方で一般入試の応募者数は9,118→10,525→9,909→8,973→8,621人と,増加した年もありましたが全体的には減少傾向で,一般から推薦への移動がみられます。

学校名 推薦応募 一般応募
2022 2023 2024 2025 2026 2022 2023 2024 2025 2026
錦城学園 122 163 148 240 152 245 328 284 425 284
八雲学園 11 11 11 7 10 23 34 50 33 23
品川翔英 74 74 92 86 89 332 425 545 576 541
駒場学園(普) 111 93 154 168 199 1,224 1,085 1,811 1,746 1,200
正則(推薦はAB計) 176 134 123 143 128 555 432 486 451 437
SDH昭和第一(推薦はⅠⅡ計) 158 175 243 307 263 634 660 643 619 626
昭和第一学園(普) 190 198 158 233 253 2,736 3,035 2,669 2,001 2,417
関東第一(推薦はABC計) 715 941 947 1,335 1,598 1,669 1,869 1,616 1,546 1,229
豊南(推薦はABC計) 209 196 197 141 261 842 993 767 570 685
自由ヶ丘学園 95 382 85 84 212 278 1,187 440 488 699
大森学園(普) 108 91 110 150 128 580 477 597 518 480

錦城学園

錦城学園の推薦・一般入試の応募者数の推移(2022〜2026年度)

錦城学園は前年度に急増した応募者が減少し,推薦,一般入試ともに前々年度並みに戻りました。江東区や足立区,江戸川区など東京の東部地区からの入学生が減っていることから,修徳や上野学園などに流れたのかもしれません。

2027年度は出願基準の内申を「2学期または後期中間」から「1学期または前期」も可となったので利用しやすくなります。

八雲学園

八雲学園の推薦・一般入試の応募者数の推移(2022〜2026年度)

八雲学園は中学入試が中心で高校募集人員は50人の小規模入試です。応募者数は少ないものの,一定の人気は維持しているようです。今年度は推薦が増加し,一般が減少しました。

2027年度は募集要項に大きな変更点はありません。

品川翔英

品川翔英の推薦・一般入試の応募者数の推移(2022〜2026年度)
品川翔英の一般入試のコース別応募者数(2022〜2026年度)

品川翔英は推薦入試の応募者は前年度並みでしたが,一般入試はやや減少し,前々年度と同じ人数になりました。推薦,一般入試ともに総合進学コースの応募者が増加していることから,加点制度の変更がこのコースの受験者に有利に働いたのではないかと考えられます。

また,この3年間は応募者数も大きな変動がなく,落ち着いた入試になっており,以前のような変動は見られなくなりました。

2027年度は推薦入試に「担任が問題ないと認める場合+1」という制度を導入します。これにより推薦応募者が増えそうです。

<一般入試のコース別応募数>

年度 2022 2023 2024 2025 2026
難関進学 33 42 44 70 65
国際教養 49 50 49 76 49
特別進学 129 131 221 249 220
総合進学 121 202 231 181 207

※難関進学は2022年度まで理数選抜

駒場学園(普通科)

駒場学園(普通科)の推薦・一般入試の応募者数の推移(2022〜2026年度)
駒場学園の一般入試①②の応募者数の推移(2022〜2026年度)

駒場学園は推薦応募者が増加傾向で人気も高まっています。一般入試の応募者が大幅に減ったのは,併願基準を上げたほか,地域加点を進学コースのみにしたことなどによるものです。

2027年度は早慶等の難関大学を目指すアカデミックコース,全国レベルでの活躍を目指す部活動強化コースを新設します。また進学コースの推薦基準から9科の選択肢がなくなるので応募者減が見込まれます。

正則

正則の推薦・一般①②の応募者数の推移(2022〜2026年度)
正則のB推薦の応募者数・合格者数と実質倍率の推移(2022〜2026年度)

正則は募集要項の変更はあまりなく,応募状況も大きな変動はありません。推薦入試は前年度に増加したA推薦の応募者が前々年度並みに戻った(70→95→79人)ことで応募減になりましたが,第一志望のB推薦で合格者を多く出しており,B推薦の実質倍率は下がっています。一般入試も①2/10は前年度並み,②2/12は前々年度とほぼ同じ応募数になり,全体的に大きな変動はありませんでした。

2027年度も募集要項に変更はないようです。

SDH昭和第一

SDH昭和第一の推薦Ⅰ・推薦Ⅱ・併願優遇・一般ⅠⅡの応募者数の推移(2022〜2026年度)
SDH昭和第一の一般ⅠⅡ(フリー)の応募者数・合格者数と実質倍率の推移(2022〜2026年度)

SDH昭和第一は増加傾向であった推薦Ⅰの応募者が減少に転じ,前々年度並みの人数に戻りました。それでも推薦の募集人員140人を大幅に上回っており高い人気は続いています。一般入試も併願優遇とフリーの応募者は前年度並みでした。しかし,フリーの実質倍率は年々高くなっており,今年度は5倍近くまで上がっています。推薦や併願優遇で多くの応募者がいることから,フリーの枠は狭く,合格者は年々減っています。

2027年度は一般②の入試日が2/17から2/18に移動するほかは大きな変更はありません。

昭和第一学園(普通科)

昭和第一学園(普通科)の推薦・一般入試の応募者数の推移(2022〜2026年度)

昭和第一学園は都立高との併願校として人気の高い学校ですが,ここ数年は推薦応募者が増加傾向で。私立志向の影響が感じられます。また一般も相変わらず多くの応募者を確保しており併願校としての位置も変わっていません。総合進学コースの探究クラスがもっとも利用しやすいクラスで一般入試の応募者ももっとも多くなっています。しかし,推薦入試では文理進学クラスの応募者がもっとも多く,受験者層も上がっているようです。

関東第一

関東第一のコース別(推薦+一般)応募者数(2022〜2026年度)
関東第一の推薦A・推薦B・併願優遇・フリーの応募者数の推移(2022〜2026年度)

関東第一も人気の高い学校で,公立との併願校として毎年多くの応募者が集まります。しかし,最近では第一志望の推薦Aの応募者が増加傾向で,ここも私立志向によって公立から推薦への移動がみられています。また,学力レベルも上がってきており,今年度はアドバンストの基準を上げましたが,加点制度の変更などにより応募者は減りませんでした。一方でアグレッシブは加点の上限が縮小されたのが影響したのか170人ほど減っています。

2027年度は最難関の国公立大学を目指す「叡智コース」を新設するほか,募集人員もハイパーとアドバンストが増えアグレッシブが大幅に減ります。またアグレッシブはA推薦,併願優遇が廃止され,優遇される入試はC推薦のみとなります。アドバンストの併願基準も上がるなど大幅に変わるので,受験生は注意しましょう。

年度 2022 2023 2024 2025 2026
ハイパー 245 342 345 390 481
アドバンスト 713 821 913 984 986
アグレッシブ 1,344 1,563 1,205 1,441 1,270
アスリート 82 84 100 86 90

※2025年度より,特進→ハイパー,進学A→アドバンスト,進学G→アグレッシブ,スポーツ→アスリート

年度 2022 2023 2024 2025 2026
推薦A 297 269 330 338 587
推薦B 418 672 617 956 943
併願 1,550 1,679 1,442 1,302 954
フリー 116 151 172 244 275

豊南

豊南の推薦・一般入試の応募者数の推移(2022〜2026年度)

豊南も人気が高く,公立高との併願校としてもよく利用されています。2024年度,2025年度は出願のハードルが上がり,応募者は減少しましたが,今年度は進学の基準の選択肢を増やしたことが影響したのか,応募者は増加に転じました。特に推薦は大幅増になっており,私立志向の影響も受けたものと考えられます。

自由ヶ丘学園

自由ヶ丘学園の推薦・一般入試の応募者数の推移(2022〜2026年度)

自由ヶ丘学園も推薦,一般ともに応募増になっています。特にアカデミックの推薦応募者が3倍(45→148人)に増えました。従来の加点制度の上限を拡大したほか,特別加点を新たに設けたことが影響したと考えられます。一般入試も特別加点は適用されたことで応募増になっています。

もともと募集要項を頻繁に変更する学校ですが,2027年度も多くの変更点があります。受験生は募集要項を熟読して自分に合った試験を受ける必要があります。

大森学園(普通科)

大森学園(普通科)の推薦・一般入試の応募者数の推移(2022〜2026年度)

大森学園(普)は選抜コースの推薦基準のハードルが上がったことが影響したのか推薦応募者が減少しましたが,前々年度以前より多い人数で私立志向の影響を感じさせます。一般入試も総進コースが減り,全体でも減っていますが,こちらも一定の人気は維持しているようです。

2027年度は英検の資格による英語の試験の加点制度や出願基準の変更もあるので要注意です。

まとめ|2026年度 都内私立高入試(進学校21校)の応募者動向

  • 前半10校の推薦応募者は3,173人で前年度より約450人増え,この5年間で初めて3,000人を超えました。ただし安田学園1校で480人増えたことや併願推薦を含むため,一概に第一志望者が増えたとはいえません。
  • 前半10校の一般応募者は7,572→6,838→7,090→6,592→7,069人と増減を繰り返しており,例年どおりの動きです。
  • 後半11校の推薦応募者は3,293人で前年度より約400人増。1,969→2,458→2,268→2,894→3,293人と増加傾向で,一般は9,118→10,525→9,909→8,973→8,621人と減少傾向。一般から推薦への移動がみられます。
  • 就学支援金の拡充による都外からの流入が目立ちます(安田学園S特のB推薦は千葉県から,豊島学院は埼玉県から,八王子実践は神奈川県から)。
  • 出願基準・加点制度の変更が応募者数を大きく動かしました。桜丘はコース改編と3科の選択肢追加で併願が増加,自由ヶ丘学園は科店制度の拡大によりアカデミックの推薦が3倍(45→148人),駒場学園は併願基準引き上げと地域加点の縮小で一般が大幅減,関東第一はアグレッシブの加点上限縮小で約170人減となりました。
  • フリー枠は厳しさを増しています(郁文館の一般フリーは実質3倍台,SDH昭和第一の一般ⅠⅡは5倍近く)。
  • 2027年度も郁文館の募集人員減と入試日の1日化,実践学園の東大難関プレミアコース新設,関東第一の叡智コース新設とアグレッシブのA推薦・併願優遇廃止など変更が多いため,受験生は最新の募集要項を確認することが重要です。

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